39点合格者が教える!残り2週間で効率的に合格する方法
宅建試験が終わった直後、少し息をつきたい時期ですが、賃貸不動産経営管理士(賃管士)試験をW受験される方にとっては、ここからが本番です。
ただ安心してください。
私フランクスも、宅建試験後から勉強を開始して約70時間の学習で39点合格しました。
勉強が大嫌いだった私でも合格できたので、あなたも十分間に合います。
この記事では、2025年度の試験概要を最新情報に更新しつつ、宅建後スタートでも間に合う勉強法とおすすめ教材を紹介します。
必須はこの2冊!


初学者であれば用意したい2冊


賃貸不動産経営管理士(賃管士)の概要
そもそも賃貸不動産経営管理士ってなに?という方向けに簡単にご説明します。
基本的な役割
- 賃貸住宅管理の専門家として、知識・技能・倫理観を持って不動産管理を行います
- 入居者が安心して生活できるようサポートし、オーナーの資産活用をサポートする重要な役割を担います
- 2021年4月から国家資格として認定されています
主な業務内容
日常的な管理業務
- 賃貸住宅・関連設備の維持管理
- 入居者のトラブル対応
- 家賃の収納業務や改定
- 建物の定期的なメンテナンス
入居者関連業務
- 入居者からの要望やクレーム対応
- 契約の更新
- 退去の立ち会い
- 敷金の精算
経営サポート業務
- 近隣物件の市場調査
- 賃料の改定提案
- 空室対策
- オーナーへのコンサルティング
特徴的な立場
- オーナーにとっては不動産資産の効果的な活用を助言するコンサルタント的存在
- 入居者にとってはオーナーとの間に立って快適な生活を守る専門家
- 賃貸住宅管理業者の「業務管理者」として必要な資格の一つ
試験の概要
賃貸不動産経営管理士試験の主な概要について説明します。
2025年度試験概要(最新版)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2025年11月16日(日)13:00〜15:00 |
| 試験時間 | 120分(四肢択一・全50問) |
| 受験料 | 12,000円(税込) |
| 受験資格 | 年齢・学歴制限なし |
| 出題形式 | 四肢択一式(免除講習修了者は45問) |
出題範囲
以下の6分野から出題されます。
- 管理受託契約に関する事項
- 賃貸住宅の維持保全に関する事項
- 家賃、敷金、共益費等の金銭管理
- 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
- 法に関する事項
- その他の管理実務に関する事項
合格率と難易度の推移
- 2023年度:合格率 28.2%(合格点36点)
- 2024年度(参考予測):合格点は37〜38点程度と予想
国家資格化以降、少しずつ難化傾向にあります。
宅建試験経験者でも「数字問題」や「管理実務問題」で取りこぼすケースが多いため、短期間での集中暗記と過去問演習が鍵です。
資格登録の要件
合格後、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 管理業務に関し2年以上の実務経験を有すること
- 実務経験2年と同等以上の能力を有すること(実務講習を受講)
この資格は賃貸住宅の管理に関する専門知識を持つ専門家としての証明となり、不動産業界でのキャリアアップに有効です。
また、年々難化傾向にあり、今後取得を考えているのであれば、早めに受験したほうが良さそうです。
おすすめテキスト・問題集 4選!
- 【必須】TAC 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート
- 【必須】TAC 本試験をあてる TAC直前予想模試
- LEC 合格のトリセツ テキスト&一問一答
- LEC 合格のトリセツ 過去問題集
【必須】TAC 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート
結論:テキストは買わないでこれだけでOK!
薄い冊子ながら、合格に必要な論点を凝縮。
宅建知識を持つ人なら、これだけで全体像をつかめます。
特に「今年のヤマ」部分は、出題率が非常に高いので要暗記です。
宅建を勉強された方からすると、これだけの情報量で大丈夫かと不安になる冊子の薄さ(約100ページ)ですが、合格に必要な情報量が凝縮しており、宅建試験終わってからの短い時間での勉強においては、非常に効率的です。
そのため、本試験に合格するためだけなら、“1週間で仕上げる”ことが可能です。
(フランクスは2週間くらいかけてゆっくりやりました。)
また、『今年のヤマ』で最重要暗記ポイントが示されており、短期間で効率よく知識の習得と横断整理ができるような構成となっております。
【必須】TAC 本試験をあてる 直前予想模試
結論:予想模試より重要な情報がここにある!
この本の真価は模試ではなく、「重要数字&5論点整理」。
「何㎡」「何年」「○日以内」など、数字問題が年々増加しているため、数字を丸ごと暗記するのが合格の近道です。
必須の2冊目ですが、TACのあてるシリーズの賃貸不動産経営管理士となります。
こちらの書籍は、宅建でもおなじみの模試本ですが、この本で重要なのは予想模試ではありません。
フランクスは予想模試を3回ある中の2回目まではやってみたのですが、1度も合格点に到達しなかったです。
しかし、宅建と違い歴史の浅い試験ですので『予想はあまりあたらないだろう』(TACに失礼💦)とポジティブに思い込み、なにより重要な暗記に時間をかけました。
こちらの模試本には、『試験によく出る重要数字』という合格に必要な暗記数字が記載されており、ここを徹底的に暗記しました。
また、『5論点ポイント整理』は基本的な論点に絞って、合格に必要な情報が集約されています。
実際に本試験において、覚えた重要数字が選択肢で何個も出てきたので、合格することができました。
【補助教材】LEC 合格のトリセツ テキスト&一問一答
動画講義付きで、独学でも理解しやすい構成。
図解が多く、難しい法令問題もスムーズに理解できます。
不動産未経験者や「宅建を受けていない方」には特におすすめです。
宅建試験とのW受験ではない方、不動産関係の予備知識がない初学者におすすめのテキストとなります。
専門的な単語が出てきても図解が多く、初学者にもわかりやすく構成されています。
なによりオススメなのは、購入者得点として、LECの有名講師による『講義動画』が無料で視聴できることです。
テキストを読んでいてもいまいち頭に入ってこない、不動産関係未経験・勉強苦手なフランクスにとって、この全25回の講義動画のお陰で専門的な情報もすんなりと理解することができました。
ただ、不動産関係経験者や宅建試験を合格しているような有識者は、あえて購入しなくても良いかもしれません。
【補助教材】LEC 合格のトリセツ 過去問題集
全590ページとボリュームは多いですが、出題頻度が高い
「管理受託・サブリース・賃貸借関係」に絞って3周しました。
残りは捨てても合格できます。
安定のLECのトリセツシリーズで、初学者にもわかりやすい解説がされています。
宅建試験の勉強方法と同様に、問題集とテキストは同シリーズでそろえた方が、相乗効果があり効率的に勉強できます。
ただ、私は宅建試験終了後から勉強だったため、勉強する時間が1か月しかなく、約590ページある問題集のすべてを勉強はできないと考え、合格に必要な単元を厳選し、そこを3周やりました。
ここだけやればOK!合格するのに必要な単元3選
- 管理受託(メインで出題される!)
- サブリース
- 賃貸借関係(宅建知識でなんとかなる)
「管理実務・金銭管理・その他」は範囲が広く、点数配分も少ないため捨て、「維持保全」は直前期に数字の暗記だけ行いました。
Webツールも活用する
スマホでできる「賃貸不動産経営管理士 過去問道場」は神サイトです。
過去問解説が丁寧で、スキマ時間に1問ずつ解けるのが魅力。
フランクスは過去3年分で難易度”難しい”を除く、問題を1周しました。
間違えた問題やわからないところは、TACうかるチェックシートで記載されているか確認し、記載されていれば理解・暗記するようにして、記載されていなければ、特に深追いはしませんでした。
まとめ|宅建後でも間に合う!最短合格法
今回は必須の2冊とおすすめテキスト・問題集をご紹介いたしました。
残り2週間でも、「出るとこだけ」徹底暗記+数字特訓で合格は可能です。
- 【必須】TAC 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート
- 【必須】TAC 本試験をあてる TAC直前予想模試
- (余裕があれば)LEC 合格のトリセツシリーズ
宅建試験を受験した後から勉強しはじめたW受験の方は、勉強できる時間が限られています。
フランクスは今回ご紹介した方法で宅建試験後から勉強を開始して、70時間の勉強で39点合格しました。
宅建試験後に70時間で39点合格できたのは、教材を絞って深掘りしたからです。
全範囲を完璧に覚える必要はありません。
とりあえず試験を合格すれば良いという方であれば、『出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート』の確認と『本試験をあてる 直前予想模試』の試験によく出る重要数字を暗記します。
「出るとこ」だけを確実に取り、合格をつかみましょう!


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