ファイナンシャルプランナーになるため、いざFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)試験を申込もうとすると、同じFP試験名にも関わらず、実施団体が2つあることに戸惑いと疑問を持たれると思います。
当時の私も同じでした。



きんざいとFP協会の違いは?
どっちが合格しやすいのかな?
今回はどちらの団体の試験を受ければ良いのか、徹底比較していきます。
ちなみにフランクスは、3級は会社からの指示で「きんざい」で受験しました。(実技を2回不合格になりましたが)
その後10年経過の後、自らの意思で2級を「FP協会」で受験しました。(1発合格)
はじめに:FP試験実施機関の概要
- きんざい(金融財政事情研究会)とFP協会(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)の基本的な違い
- 両団体がFP技能検定を実施する国家資格試験機関である
きんざいの概要
組織形態と設立
- 正式名:一般社団法人金融財政事情研究会
- 1950年6月に福田赳夫元総理大臣を中心に設立された大蔵省所管の社団法人として発足
- 2011年4月に一般社団法人に移行
主な事業内容
- 金融財政に関する知識の普及・啓蒙
- 金融機関経営分析等の総合的調査研究
- FP技能士および金融窓口サービス技能士の試験実施
FP協会の概要
組織形態と設立
- 正式名:特定非営利活動法人(NPO法人)日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
- 1987年11月に任意団体として設立
- 2001年7月にNPO法人として認証
主な事業内容
- ファイナンシャル・プランニングの普及啓発
- FPの養成と教育
- CFP・AFP資格の認定
- FP技能検定の実施
受験者数の比較
- 最新の受験者数データの分析
- 2024年の受験者数の推移
- 受験者数の傾向と変化
最新の受験者数比較(2024年)
1級受験者数(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 4,312人 | 実施なし |
実技 | 1,856人 | 1,356人 |
2級受験者数(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 29,226人(1月) 25,463人(9月) | 26,563人(1月) 25,463人(9月) |
実技 | 19,377人(1月) 13,802人(5月) | 24,632人(1月) 22,506人(5月) |
3級受験者数(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 39,370人(1月) 46,605人(9月) | 47,408人(1月) 46,605人(9月) |
実技 | 38,531人(1月) 44,789人(9月) | 38,531人(1月) 44,789人(9月) |
受験者層の特徴
きんざい
- 金融機関での団体受験が多い傾向
- 法人申込(団体申込)の受験者が多い
FP協会
- 個人申込の受験者が多い
- 職業としてFPを目指す人が多く選択
受験者数の傾向
- 2024年5月試験で初めてFP協会の受験者数がきんざいを上回った
- FP資格全体の需要拡大により、両団体とも受験者数は増加傾向
合格率の徹底比較
3級試験の合格率比較
- FP協会:学科80-90%台、実技80%台
- きんざい:学科40-50%台、実技40-60%台
2級試験の合格率比較
- FP協会:学科40-50%台、実技50-60%台
- きんざい:学科20-30%台、実技40%台
1級試験の合格率比較
- FP協会:実技80-90%台
- きんざい:学科8-16%台、実技80-87%台
1級合格率(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 16.95%(5月)、8.72%(1月) | 実施なし |
実技 | 88.21%(9月)、82.67%(6月) | 82.4%(9月) |
2級合格率(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 29.70%(5月)、13.27%(1月) | 59.29%(5月)、39.00%(1月) |
実技 | 45.17%(5月)、41.52%(1月) | 54.87%(5月)、61.12%(1月) |
3級合格率(2024年)
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科 | 52.55%(5月)、46.40%(1月) | 86.2%(4-9月)、83.14%(1月) |
実技 | 47.74%(5月)、48.61%(1月) | 85.8%(4-9月)、86.56%(1月) |
合格率に差が生じる理由・特徴
- 全級においてFP協会の方が合格率が高い傾向にある
- きんざいは金融機関での団体受験が多く、半強制的な受験者が含まれるため合格率が低い
- 学科試験は両団体とも同一問題を使用しているにもかかわらず、受験者層の違いにより合格率に差が出ている
- 1級実技のみ、両団体とも80%以上の高い合格率を示している
- 実技試験はきんざいの方が専門的な知識を要求される傾向にある
試験内容の違い
- 学科試験:同一問題使用
- 実技試験:出題形式と内容の違い
- 合格基準点の比較
資格級 | 試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|---|
1級 | 学科試験 | 記述式(200点満点) | 実施なし |
実技試験 | 口頭試問方式(面接形式) | 記述式(資産設計提案業務) | |
2級 | 学科試験 | 択一式(60問、共通問題) | 択一式(60問、共通問題) |
実技試験 | 以下の4科目から1つ選択 1. 個人資産相談業務 2. 中小事業主資産相談業務 3. 生保顧客資産相談業務 4. 損保顧客資産相談業務 | 資産設計提案業務(1科目のみ) | |
3級 | 学科試験 | 択一式(60問、共通問題) ※CBT方式導入済み | 択一式(60問、共通問題) ※CBT方式導入済み |
実技試験 | 以下の2科目から1つ選択 1. 個人資産相談業務 2. 保険顧客資産相談業務 | 資産設計提案業務(1科目のみ) |
試験内容の特徴
学科試験
- 共通点:学科試験はきんざい・FP協会ともに同じ問題が出題されます
6分野(ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)からまんべんなく出題 - 形式:2級・3級は択一式、1級はきんざいのみ実施(記述式)
実技試験
- きんざい:選択肢が多く、専門性が高い傾向。2級では4種類、3級では2種類から選択可能。
- FP協会:すべて「資産設計提案業務」に統一されており、幅広い分野を浅くカバーする内容。
1級実技の違い
- きんざいは口頭試問形式で面接官との質疑応答
- FP協会は記述式で、より理論的な回答が求められる
試験時間と問題数
試験種別 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
学科試験 | 120分(60問) | 120分(60問) |
実技試験(3級) | 60分(5題構成、15問程度) | 60分(20問程度) |
実技試験(2級) | 90分(5題構成、記述中心) | 90分(20問程度、記述中心) |
選択のポイント
- 専門性を重視したい場合や特定分野に集中したい場合は「きんざい」がおすすめ
- 幅広くバランスよく学びたい場合やAFP資格取得を見据える場合は「FP協会」が適しています
実施団体選択のポイント
- 個人の目的に応じた選択基準
- 各団体のメリット・デメリット
- 受験のタイミングと機会の違い
項目 | きんざい | FP協会 |
---|---|---|
試験実施団体 | 一般社団法人 金融財政事情研究会 | 特定非営利活動法人 日本FP協会 |
メリット | – 金融機関勤務者向けの専門性が高い内容 – 実技試験で複数の選択肢があり、自分に合った分野を選べる – 地方でも試験会場が多く、アクセスしやすい | – AFP・CFP資格取得を目指す場合に有利 – 個人受験者向けで幅広い知識を学べる – 合格率が比較的高く、初学者に優しい |
デメリット | – 合格率が低めで難易度がやや高い – 金融機関勤務者以外には専門性が高すぎる場合がある | – 実技試験が「資産設計提案業務」の1科目のみ – 試験会場が都心部に集中しており、地方ではアクセスしづらい場合がある |
学科試験 | 両団体とも同一問題を使用 | 両団体とも同一問題を使用 |
実技試験の選択肢 | 1級:口述試験 2級:個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務 3級:個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務 | 1級:資産設計提案業務 2級・3級:資産設計提案業務のみ |
合格率(傾向) | 全体的に低め(特に学科試験) | 全体的に高め(特に学科試験) |
受験者層の特徴 | 金融機関などの団体受験が多い | 個人受験者が中心 |
試験会場 | 市町村単位で細かく設定されており、自宅から近い会場で受験しやすい | 都心部や地方によっては遠方の会場になる可能性あり(2級・3級はCBT試験) |
出題傾向 | 実技試験は専門性が高く、特定分野に深く対応 | 実技試験は幅広い分野を浅くカバー |
将来の資格連携 | 特になし | AFP・CFP資格取得を目指す場合に有利 |
受験料(2024年) | 1級:学科8,900円、実技28,000円 2級:学科5,700円、実技6,000円 3級:学科4,000円、実技4,000円 | 1級:実技20,000円 2級:学科5,700円、実技6,000円 3級:学科4,000円、実技4,000円 |
きんざい
- メリット
- 専門性重視で、金融機関勤務者には有益
- 実技試験で複数分野から選べるため、自分の得意分野に合わせて受験可能
- 地方でも試験会場が多く、自宅から近い場所で受けやすい
- デメリット
- 合格率が低めで難易度が高いため、しっかりとした準備が必要
- 金融機関勤務者以外には専門的すぎる場合があり、不向きなケースもある
FP協会
- メリット
- AFP・CFP資格取得を目指す場合にスムーズ
- 個人受験者向けで幅広い知識をバランスよく学べる
- 合格率が高めなので、初学者にも挑戦しやすい
- デメリット
- 実技試験は「資産設計提案業務」のみで選択肢が少ない
- 試験会場が都心部に集中しており、地方在住者にはアクセスしづらい場合もある(2級・3級はCBT試験)


まとめ:FP試験実施団体の賢い選び方
いかがでしたでしょうか。
同じ資格なのに2つの実施団体があること、その違いも理解できたかと思います。
金融機関にお勤めの方は「きんざい」がおすすめ
- 専門性の高い試験内容で、金融機関での実務に直結
- 実技試験は複数の選択科目から選べるため、得意分野を活かせる
- 全国各地に試験会場があり、受験しやすい
一般の方・独立FPを目指す方は「FP協会」が最適
- 合格率が比較的高く、初学者でもチャレンジしやすい
- AFP・CFP®資格へのステップアップが可能
- 実務で活かせる総合的な知識が身につく
大切なのは、合格率だけでなく、自分の目指すキャリアに合わせて選ぶことです。
きんざいは専門性重視、FP協会は総合力重視と、それぞれの特徴を活かした選択をすることで、資格取得後の活躍の場が広がります。
ぜひ、この記事を参考に、あなたに最適な実施団体を選んでください!


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