予想模試を活用し、自分の実力を可視化する!!
本試験まで残り1ヶ月の直前対策として、宅建試験の模試を受けて、現時点の実力(得意項目・苦手項目)を計りましょう。
模試と言っても、資格の専門学校などにわざわざ出向いて受験する必要はありません。
というか、忙しい社会人にそんな時間はありません!
外出して模試を受ける時間があるなら、宅建業法の過去問の正解率をあげたり、暗記するのに時間を使いましょう。
ではどのように模試を受けるのかといいますと、次のようなTACやLECから出版されている模試本を書店やamazonなどで購入し、自宅などで2時間時間を取れるときに、予想模試を受けます。
私はテキストと過去問集はTACで揃えていましたが、模試本はLECを購入しました。
できればテキストや問題集を購入した出版社とは別の出版社のものを購入することをおすすめします。
なぜ模試本だけ別の出版社の模試本を購入がおすすめかを説明します。
テキストや問題集で慣れ親しんだ出版社からの予想模試となると、テキストや分野別過去問集のどこかで見たような予想問題がそのまま出てくることがあります。
そうなってしまうとその問題を正解したとしても、それは真に理解しているとは言えないためです。
そこで仮に1点だったとしても、テキストや問題集に記載されている表現がそのまま予想模試に出たために、正解した場合、それは真に理解しているとは言えず、違う切り口から同じ趣旨の問題が出ても不正解となってしまいます。
そのような状態で本試験に突入してしまうと、相対評価の宅建試験では致命傷となりかねません。
また、模試本の問題を全部解く必要はありません。
例えば、LECの模試本だと、予想模試4回分と過去問2回分の計6回分が掲載されています。
まずは予想模試の1回分をちゃんと時間を測って、本番だと思って模試を受けましょう。
そこで出た結果を受け、自分はどこの分野が得意・苦手なのかを見極めましょう。
まとめ:予想模試で実力を可視化!宅建試験合格への最終チェック
本試験1ヶ月前の直前期に、予想模試で現在の実力を確認することは非常に重要です。特に勉強が苦手な方は、この時期に自分の得意分野と弱点を明確にする必要があります。
効率的な模試の受け方
自宅受験のメリット
- 時間や場所を自由に選べる
- 通学時間を学習に充てられる
- 普段の学習環境で実力を発揮できる
模試選びのポイント
- 使用中のテキストとは異なる出版社を選ぶ
- 最新の法改正に対応したものを使用
- 解説が詳しいものを選ぶ
予想模試活用の4つのメリット
1. 時間配分の確認
- 2時間で50問を解く感覚をつかむ
- 見直し時間の確保方法を学ぶ
- 得意分野から解く順序を決める
2. 見慣れない問題への対応力
- 過去問とは異なる切り口の問題に触れる
- 本試験を想定した出題形式に慣れる
- 応用力を養う
3. 弱点の発見
- 分野別の正答率で弱点を把握
- 時間配分の適切さを確認
- 理解が不十分な項目を特定
4. 本試験への心構え
- 緊張感のある環境での実践
- マークシート方式への慣れ
- 集中力の持続確認
効果的な模試の使い方
実施のタイミング
- 最低でも本試験1ヶ月前には1回実施
- 2週間前に2回目を実施して成長を確認
- 直前期は過去問演習を優先
解答後の分析
- 分野別の正答率をチェック
- 時間配分の適切さを確認
- 間違えた問題の傾向を分析
本試験での失点を防ぐため、異なる出版社の模試で実力を確認し、残り1ヶ月で弱点を徹底的に克服しましょう。
どの分野が得意か苦手かの判別基準は次で紹介いたします。