【賃管士】試験前日で３点上げる！直前対策テクニック６選

「賃貸不動産経営管理士（賃管士）試験」はいざ勉強を進めてみると、範囲の広さと実務的な内容の多さに驚く人も多いのではないでしょうか。
模試を受けてみても時間が足りず、見直しもできないまま終わってしまうこともありますよね。

そして試験前日になると、
「あと数点で合格できそうなのに……」
「何をやればいいかわからない」
「時間が足りない！」
と、不安が押し寄せてくるはずです。

今回はそんなあなたに向けて、わずかな得点を積み上げて合格を掴むための“本番で使える６つの直前テクニック”をご紹介します。

執筆者の私・フランクスは、宅建試験後からのわずか70時間の勉強で39点合格を果たしました。
本試験の現場で「あと３点」をもぎ取るために実践した小技たちを、再現性の高い形でまとめています。

※注意：これらの方法は「知識の底上げ」ではなく「得点力アップ」のためのテクニックです。本試験でのみ使用しましょう。

賃貸不動産経営管理士試験で点数をアップさせるテクニック６選！

• 範囲が広く、実務的な部分が多くて難しい
• 模試などで時間に余裕がなく、見直す時間がない
• ここまできてあと数点で不合格になりたくない

試験前日となると色々な不安が押し寄せてくると思います。

そこで少しでもその不安を解消できるよう、昨年70時間の勉強で39点合格したフランクスが実践した、本試験であと”３点をもぎ取るため”のテクニック５選をご紹介いたします。

これらのテクニックは、試験本番での得点をわずかにでも上げたい方におすすめです。

テクニックによっては、知識の向上には繋がりませんので、本試験以外では多用しないように注意してください。

模試などでこのテクニックを使用すると、正しく理解していないのに、正解となってしまい、自分の本当の実力がわからなくなる危険性があります。

【本試験で数点アップ】直前対策テクニック６選！

1. 流れに乗る解答の順番
2. 自信のある問題から解答し、不安な問題は後回しにする
3. 断定的な表現に注意して選択肢を絞る方法
4. 【逆ワンブースト】時間配分と見直しのコツ
5. 常識力で答える
6. 「選択肢どちらか迷ったら〇〇」といった自分ルールを決めておく

1.【流れに乗る解答の順番】

多くの受験者が陥る罠、それは「問１から順に解く」ことです。
試験序盤で難しい問題にぶつかると、焦って思考が乱れ、ペースを崩してしまいます。

そこでおすすめなのが「流れに乗る解答順」。
まずは得点しやすい実務系（問42〜50）からスタートしましょう。

このパートは比較的素直な出題が多く、得点源にしやすい傾向にあります。
気持ちを落ち着け、勢いをつけてから前半の難問へ挑む。
この順番を意識するだけでも、全体の正答率は格段に上がります。

◎（問42〜50）管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項→その後（問１〜41）

2.【自信のある問題から解答し、不安な問題は後回しにする】

わからない問題に時間をかけすぎるのは禁物です。
宅建試験にも共通しますが、「迷い」と「焦り」は最大の敵。

一度立ち止まると、時間も集中力も失われてしまいます。
少しでも不安を感じた問題は潔く飛ばす！
これが最も効率の良い戦い方です。

1. 確実に解ける問題から攻める（＝得点を積み重ねる）
2. 流れに乗ってメンタルを安定させる
3. 最後に見直し時間を確保できる

この順序を守るだけで、試験時間のマネジメントが一気に改善します。

3.【断定的な表現に注意して選択肢を絞る方法】

見たこと無い選択肢が出てきても、選択肢を絞ることができれば正解に繋がります。
選択肢に次のような断定的な表現の有無を見つけ、選択肢を絞りましょう。
賃管試験のような四肢択一式試験だからこそ、このテクニックが威力を発揮します！

✕断定的な表現だから誤り

• 「常に」
• 「必ず」
• 「すべて」
• 「余地はない」
• 「ことはない」
• 「当然に」
• 「有無にかかわらず」
• 「直ちに」
• 「限り」

○断定的な表現で無いから正解

• 「余地がある」
• 「ことがある」
• 「場合がある」
• 明確に「✕」にできない選択肢は「○」とする

賃管士試験では、“グレーな表現”が正解になりやすいのが特徴。
明確に「誤り」と言い切れない表現は、正解候補に残すのがコツです。

4.【”逆”ワンブースト】時間配分と見直しのコツ

宅建・賃管界隈では有名な棚田行政書士先生の「ワンブースト」。
これは「選択肢１が正解なら、他を読まず次へ進む」時短テクニックです。

しかし私フランクスは、これを逆にしました。

つまり、
選択肢４から読み始める「逆ワンブースト」です。

理由は簡単。
今やワンブーストが浸透しすぎており、試験作成者も選択肢１に正解を置きにくくなっているのです。

私が39点を取った昨年の試験では、選択肢４に“テンプレ正解肢”が多く、逆ワンブーストがかなり有効でした。

選択肢を逆から読み、最初に正解だと確信できたら残りは読まず次へ。
これで見直しの時間を確保できます。

5.【常識力で答える】

賃管試験では、宅建試験に比べて“常識で考えればわかる問題”が多く出題されます。

迷ったときは、専門知識ではなく社会常識・倫理観で判断しましょう。

• 「入居者の安全を無視するような規定」はありえない
• 「借主に一方的に不利益」な内容は誤りの可能性が高い

法律問題でも、「常識的に考えて変だな」と思う選択肢は誤りのことが多いです。

6.【どちらか迷ったら〇〇！といった自分ルールを決めておく】

試験中、時間が足りなくなって焦ると、迷う問題に無駄な時間を費やしがちです。
そんな時に効果的なのが、あらかじめ「迷ったらこれ！」という自分ルールを作っておくこと。

おすすめはこの２つです👇

• 迷ったら「選択肢３」または「４」を選ぶ
• 個数問題は「選択肢３」を選ぶ

実際の正答分布を見ても、３・４が若干多い傾向があります。
最後まで悩むより、ルールを決めて割り切る方が得点につながります。

不合格一直線！非常に危険なテクニック

あと数点をもぎ取るテクニックをご紹介してきましたが、ここでは不合格の危険が高まるテクニックをご紹介します。

それは、以下の通りです。

• ５０問すべて解き終えてから一気にマークする

私は宅建試験でこれをやらかしました。
見直し中に未解答ページを発見し、残り５分で冷や汗……
「今年は落ちた」と絶望しながらも、最後の１秒まで諦めずにマークしました。

結果的に合格できましたが、まさに紙一重。

👉 マークはその都度、もしくは分野ごとに行う。
これが最も安全です。

まとめ：最後の３点は「冷静さ」と「準備力」で決まる！

今回は、賃貸不動産経営管理士試験の前日・直前期に実践できる“得点アップテクニック６選”を紹介しました。

1. 流れに乗る解答の順番
2. 自信のある問題から解答し、不安な問題は後回しにする
3. 断定的な表現に注意して選択肢を絞る方法
4. 【逆ワンブースト】時間配分と見直しのコツ
5. 常識力で答える
6. 「選択肢どちらか迷ったら〇〇」といった自分ルールを作っておく

これらの小技は、合格点ギリギリを狙う受験者にとって、まさに「最後の武器」です。
知識だけでなく、本番での戦い方を磨くことで、結果は確実に変わります。

本試験は誰もが緊張します。
しかし、あなたはここまで努力を積み重ねてきたはず。
最後まで諦めず、冷静にテクニックを使いこなせば、あと３点は確実に積み上げられます。

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