GSX-S125やGSX-R125にスマホナビや充電のためのUSB電源を付けたい。
でも「配線加工って難しそう」「どれを買えばいいかわからない」と止まっていませんか。
結論、キタコのUSB電源キット2ポート(80-757-24400)はGSX-S125専用設計のポン付けで、配線加工はいりません。
同時に白熱球のままだったテールランプもLED化しましたが、こちらは工具なしで5分。
電装系の入門カスタムとして、初めてでも失敗しにくい組み合わせです。
私、フランクスが実際に取り付けた全手順を写真付きで解説します。
業者に頼まず自分でやれば、工賃ぶんがまるごと浮きます。
GSX-S125/R125にUSB電源が「専用設計」だとラクな理由
GSX-S125/R125はメーター・ヘッドライトこそ装備が良いものの、標準ではUSB電源もアクセサリーソケットもありません。
ツーリングでスマホをナビ代わりにするなら、電源確保は必須です。
選択肢は大きく2つあります。
- 汎用USB電源:価格は安いが、電源の取り出しに配線加工が必要(エレクトロタップやギボシ圧着、ヒューズ電源など)。初心者がつまずきやすい。
- 車種専用キット(今回のキタコ):専用ハーネス付属で、指定の場所に挿すだけ。配線加工ゼロで取付簡単。
「自分で付けたいけど電気は不安」という人ほど、専用設計のメリットが大きいです。
今回キタコを選んだ最大の理由がここでした。
フランクス配線加工で1か所でもミスると通電しない、最悪ショート。だったら専用品で確実にいきたい、というのが正直なところでした!
キタコ USB電源キット2ポート(80-757-24400)の仕様と特徴
まず製品スペックを公式情報ベースで整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー品番 | 80-757-24400 |
| USBポート | 1,000mA × 2口 |
| 最大出力 | DC5V/2,000mA(1ポートのみ使用時) |
| 入力電圧 | DC12V(12V車専用) |
| 電源取り出し箇所 | ブレーキスイッチ(+)/ボディアース(-) |
| 防水性 | 防滴仕様(付属ゴムキャップ使用時。完全防水ではない) |
| その他 | 通電確認用LED内蔵(ブルー)/スチール製ブラックステー付属 |
| 適合車種 | GSX-S125(DL32B)・GSX-R125(DL33B)・ジクサー250/SF250(ED22B) ※国内仕様の全車種 |
| 希望小売価格 | 5,060円(税込)/本体4,600円 ※実売は記事執筆時点で4,000円台 |
※価格・適合は変動するため、購入前に必ず最新情報と自車の年式・型式をご確認ください。
このキットの肝は3つです。
- 専用ハーネス付属で配線加工が不要(指定のギボシ端子に繋ぐだけ)
- 電源はブレーキスイッチから取り出す=キーON連動のACC電源。 キーをOFFにすればUSBも切れるので、降車時の挿しっぱなしによるバッテリー上がりの心配がない
- 2ポート1,000mA×2、最大2,000mA。 スマホとアクションカメラ、あるいはスマホとモバイルバッテリーの同時運用ができる
取り付け前に知っておきたい注意点
- 完全防水ではありません。 洗車・雨天時は使用せず、使わないときは付属のゴムキャップを必ず装着
- アンプやコンプレッサーなど消費電力の大きい機器は接続不可
- 温度変化で本体内部に結露することがあるため、エンジン周りの高温部を避けて設置
- 12V車専用・非分解式
キタコUSB電源キットの取り付け手順【写真付き】
🔧 ここから実際の作業です。GSX-S125は年式・カウル構成で多少差が出ます。
用意するもの
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 製品 | キタコ USB電源キット2ポート(専用ハーネス・ステー同梱) |
| 工具 | プラスドライバー、カウル/シート脱着用の工具一式 |
| あると便利 | 結束バンド(配線の固定)、検電テスター、内張りはがし |


手順1:シート/カバー類を外して作業スペースを確保
〔写真:シート・サイドカバーを外した状態〕
電源取り出し箇所(ブレーキスイッチの配線)と、ステーを固定したい位置までアクセスできるように、必要な範囲のカバー類を外します。
手順2:専用ハーネスをブレーキスイッチ配線へ割り込ませる


ここが専用キットの最大のメリット。
純正配線を切ったり剥いたりせず、指定のギボシ端子に挿すだけで+(ACC)が取れます。



ここで「カチッ」と挿さる安心感が、汎用品との一番の違いでした!長さもピッタリ!
手順3:アース(-)を車体に落とす


塗装やサビのない金属部にしっかり共締めします。アースが甘いと通電が不安定になるので、ここは確実に。
手順4:USB本体とステーを固定する


スマホを挿しやすく、かつエンジンの高温部から離れた位置にステーで固定します。
配線は結束バンドで処理し、ハンドルを左右に切っても突っ張らない長さを確保してください。
手順5:通電確認
キーをONにして、本体のLED(ブルー)が点灯すればOK。
スマホを挿して充電が始まるかを確認します。
キーOFFでLEDが消えること(=ACC連動)も合わせてチェックしておくと安心です。
【同時施工】テールランプをLED電球に交換
USB電源と一緒に、白熱球のままだったテールランプもLED化しました。
こちらは工具不要・5分で完了します。


なぜUSB電源と同時にLED化したのか
USB電源を追加するなら、どこかで電力を節約しておくのがセオリーです。
バイクの発電量(ジェネレーター出力)には上限があり、後付けの電装品を増やすほど電気的な余裕は減っていきます。
GSX-S125は125ccクラスで発電量にもともと余裕が大きいわけではないので、「足す」とセットで「減らす」を考えました。
そこで目をつけたのが、白熱球のままだったテールランプ。
今回使用したSTANLEY CA4887Mは定格2.8/0.4W(ストップ/テール)と、白熱球と比べて消費電力が大幅に下がります。
USB 2ポート(最大10W)を追加した電力を、テールのLED化でほぼ相殺できる計算です。
- USB電源を追加 → 消費電力が増える
- テールをLED化 → 消費電力が減る
- 差し引きで、追加前と同等かそれ以下に収まる
加えてLED化には副次的なメリットもあります。
- 後続車からの視認性アップ(点灯が速く明るい)
- 白熱球より寿命が長い
- バッテリーへの負担減で長期的に安心
「電装をいじるなら、攻めと守りをセットで」というのが、今回の同時施工の理由です。
使用したLED球:STANLEY CA4887M
GSX-S125のテール/ストップランプは S25 ダブル球(段違いピン180°ピン角違い/口金BAY15d) が純正です。
今回はスタンレー電気の補修用LEDバルブ CA4887M を選びました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | スタンレー電気(STANLEY) |
| 品番 | CA4887M |
| ガラス形状/口金 | S25/BAY15d |
| 定格 | 12/24V 2.8/0.4W(ストップ/テール) |
| 明るさ | 370/45lm |
| 色温度 | 2700K(電球色) |
| 本体サイズ | 約20.4×48.5mm |
| 備考 | 車検対応・メンテナンスフリー・1年保証 |
スタンレー電気は自動車・バイクの純正灯火を長年作っている国内メーカーで、純正同等の電球色(2700K)/車検対応/1年保証と、信頼性で選ぶならまず候補に入る一品です。
粗悪品にありがちな「ブレーキとテールの明暗差が出ない」「すぐ切れる」といったリスクを避けやすいのが、純正系メーカーを選ぶメリットです。
バルブ選びで失敗しないための3つの注意点
LED球はネットに無数にあり、安いだけで選ぶと失敗します。最低限ここはチェックしましょう。
- テール(減光)/ストップ(全光)の2段階点灯に対応したダブル球を選ぶ(シングル球はNG)
- 点灯しない・暗いときはピンの向き(極性)が逆のことがあるので、挿し直すか180°回す
- 保安基準(ブレーキ時にしっかり明るくなること)を満たすものを選ぶ
交換手順


- タンデムシートを外す
- 奥に見えるソケットを左に回してロック解除し、ソケットを抜く
- 白熱球を軽く押し込みながら左に回して外し、LEDバルブに差し替える
- キーONでテール点灯、ブレーキを握ってストップ時にしっかり明るくなるか(明暗差)を確認
- 問題なければ逆手順で戻して完了



LED球に交換しても点灯しないときは、バルブの向き違いを最初に疑ってください!
〔写真:交換後のテール点灯/ブレーキ点灯〕








取り付けてみた感想・使用レビュー
実際にしばらく使ってみた一次レビューです。
USB電源(キタコ)
- 充電スピードは問題なく、ナビ起動・YouTube再生しながらでも充電できます
- 雨の日はゴムキャップを必ず装着。防滴であって防水ではない点は運用でカバーする前提
- キーON連動なので「挿しっぱなしでバッテリーが……」という不安がないのが地味に大きい
テールランプLED
- 電球色(2700K)なので、純正と並べても色味の違和感がほぼなく、車検対応でも安心
- ストップ時の明暗差もはっきり出ており、後続車からの視認性も上がりました



写真だとわかりづらいですが、あきらかにLED球のほうが明るいです!
費用と作業時間のまとめ(業者依頼との比較)
| 項目 | DIY(今回) | 業者・用品店に依頼した場合の目安 |
|---|---|---|
| USB電源キット本体 | 約4,000〜5,000円 | 同額+取付工賃の目安3,000〜5,000円程度 |
| テールLEDバルブ | 約1,000円前後 | 同額+工賃 |
| 作業時間 | 合計1時間以内 | 預けて数時間〜 |
※工賃は店舗により異なります。あくまで目安です。
部品代だけで済むのがDIYの強み。浮いた工賃ぶんで、次のカスタムやメンテ用品に回せます。
よくある質問(FAQ)
Q. GSX-R125でも使えますか?
はい。今回のキタコのキットはGSX-S125(DL32B)とGSX-R125(DL33B)、ジクサー250/SF250(ED22B)に適合します(国内仕様車のみ)。購入前に自車の型式をご確認ください。
Q. 配線加工は必要ですか?
不要です。車種専用ハーネスが付属しており、指定のギボシ端子に繋ぐだけで取り付けできます。
Q. キーを切ってもUSBに通電しっぱなしでバッテリーが上がりませんか?
電源をブレーキスイッチ(ACC)から取るため、キーOFFでUSBも切れます。降車時の挿しっぱなしによるバッテリー上がりの心配は基本ありません。
Q. 防水ですか?洗車や雨でも大丈夫?
完全防水ではなく「防滴」です。使わないときは付属のゴムキャップを装着し、洗車・雨天時の使用は避けてください。
Q. テールをLEDにすると整備不良になりませんか?
テール/ストップの2段階点灯に対応したダブル球を選び、ブレーキ時にしっかり明るくなることを確認すれば問題ありません。極端に暗い・点灯が不安定な粗悪品は避けましょう。
まとめ:電装プチカスタムの第一歩におすすめ
GSX-S125のUSB電源は、専用設計のキタコ(80-757-24400)を選べば配線加工なしでポン付けできます。
テールランプのLED化も工具いらずの5分作業。
どちらも電装カスタムの入門にちょうどよく、自分でやれば工賃ぶんがまるごと節約できます。
GSX-S125のDIY記事は他にもまとめています。あわせてどうぞ。








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