【象印 圧力IH炊飯ジャー】極め炊き(NP-HJ10)｜壊れた内ぶた交換してみた！

我が家では、８年前にドン・キホーテの初売りで２万程度で購入した象印の圧力IH炊飯ジャー（極め炊き NP-HJ10）をずっと愛用しています。

炊き上がりの甘みやもちもち感、保温性能など、やっぱり象印の炊飯器はレベルが高いと実感しています。

しかし、長年の使用には避けられない問題があります。

内ぶたのパッキンが劣化……ついに部品が脱落！

ある日いつものように内ぶたを外して洗っていたところ、
「ん？なんか形がおかしい……？」
と違和感を覚えました。

よく見ると、
赤丸部分の部品が脱落してなくなっている！
さらに、パッキンはひび割れ・歪みがあり、明らかに寿命を迎えていました。

具体的な症状はこんな感じ。

・ごはんがべちゃつく

・炊きムラが出る

・内ぶたにヒビのような跡

・ゴムパッキンが変形して密閉が甘い（蒸気漏れ）

こんな症状があると、ほぼ間違いなく内ぶたが寿命です。

特に、うちでは2〜3年前から炊飯器上部の横から蒸気が溢れ出ていて

と思いながら使い続けていました。

しかし、パーツの脱落まで起こるとさすがに無視できません。

買い替え？公式修理？それとも自分で交換？

もう８年使用しているので買い替えも検討しました。

まずは新品の価格を確認してみました。
現在の圧力IH「極め炊き」の後継モデルは 新品で約４万円前後で通常モデルは２万円前後。

8年前と比べるとほぼ２倍の価格で販売されていました。

一方、公式修理の場合の費用は
8,000〜12,000円（部品代＋技術料＋往復送料）
が一般的とのこと。

しかし、我が家のNP-HJ10は「内ぶた以外は全く問題なし」。
まだまだ現役で使える状態です。

そこで選んだのが、
“自分で部品交換する” という選択肢。

象印のHPにて、当該製品の部品一覧を調べてみました。

象印の公式パーツサイトで調べてみたが……まさかの「製造終了」

象印の公式パーツ検索サイト
象印パーツダイレクト
で型番 NP-HJ10 の部品一覧を調べてみました。

象印パーツダイレクト（NP-HJ10）
https://www.zojirushi-parts-direct.com/item/NPHJ10_XA.html

そして衝撃の事実が発覚。

……内ぶた(部品番号:C147)が “製造終了” となっている。

8年も経っている製品なので、当然と言えば当然ですが、これは困りました。

しかし諦めず、「後継部品」を探し続けたところ……
ついに見つけました！

NP-HJ10 対応の内ぶたの後継パーツは「C147-GR」

今回私が使っている圧力IH炊飯ジャー（型番：NP-HJ10）の内ぶたに対応していた後継の部品が、

象印 純正部品 内ぶた C147-GR

でした。

純正品なので安心ですし、
Amazon・楽天・Yahoo!などでも普通に流通していて、価格は 2,000〜4,000円台。

公式修理に比べて圧倒的に安い！
これはもう 自分で交換一択 です。

今回はネットで購入し、翌々日には到着しました。

実際に届いた純正部品をチェック！

届いたC147-GRを開封してみると、まず驚くのがその「新品パーツ感」

• パッキンの弾力がしっかりしている
• ステンレス部分の歪みや反りが全くない
• 旧品とは張りの違いが一目でわかる
• 説明書はなくても構造が単純なので迷わない

象印の純正パーツはやはり安心感があります。

取付してみた

取り付け方は非常に簡単。

1. 古い内ぶたを外す
2. 新品の内ぶたを取り付ける（カチッと固定するだけ）

作業時間は本当に1分もかかりません。

家電修理というより、ただのパーツ交換です。

内ぶた交換で炊飯器が完全復活！炊き上がりが見違えるほど改善

交換後、さっそく白米を炊いてみたところ……

香り、ツヤ、粒立ちが全て復活！

具体的には、

• ごはんの香りがしっかり出る
• 表面にツヤが戻る
• 粒が立ってふっくら炊ける
• 保温しても乾きにくい
• 横から蒸気が漏れない（これは本当に嬉しい）

まさか 内ぶたの交換だけでここまで改善するとは… と感動しました。

「炊飯器の寿命は内ぶたで決まる」
と言っても過言ではないくらい、炊き上がりが良くなります。

特に、パッキンが完全に密閉してくれるようになったことで、圧力がしっかり働き、炊飯器本来の実力が発揮されているのを実感しました。蒸気も横から漏れることがなくなりました！

炊飯器そのものを買い替える必要なんて全くありませんでした。

旧品と新品の画像比較

内ぶたは消耗品。3〜5年で交換するのがおすすめ

象印に限らず、多くの炊飯器の 内ぶたの寿命は3〜5年程度 と言われています。
圧力IHだとより消耗が早いです。

パッキンが劣化して密閉性が落ちると、どうしても味に影響してしまいます。

・炊き上がりが落ちた気がする

・ごはんがべちゃつく

・ニオイが取れない

・蒸気が漏れる

こう感じたら、まずは内ぶたの状態をチェックしてみてください。

新品交換だけで劇的に改善する場合が多いです。

まとめ：炊飯器は内ぶた交換でまだまだ使える！

今回、象印「NP-HJ10」の内ぶたを純正後継パーツ（C147-GR）で交換してみましたが、

• 費用：たった数千円
• 作業：1分で完了
• 効果：炊飯器が新品同様に復活！

という、最高のコスパ修理でした。

炊飯器は全体を買い替えると2〜4万円ほどしますが、
内ぶたを交換するだけで数年延命できる のは本当にありがたいポイントです。

ぜひあなたの炊飯器も、内ぶたをチェックしてみてください。
思わぬほど簡単に復活するかもしれません！

快適な炊飯ライフをぜひ取り戻してくださいね。