【GSX-S125/R125】エアクリーナーのパンチングメタルを外してみた!加速アップ?その効果と注意点を徹底解説

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GSX-S125やGSX-R125のオーナーの中では定番カスタムになりつつある「エアクリーナーのパンチングメタル除去」。
私も実際に作業を行い、加速の変化や最高速への影響を確認してみました。
今回はその手順と注意点を、実際の写真付きで詳しく紹介します。

目次

パンチングメタルとは?

GSX-125のエアクリーナーボックスには、穴のあいた金属板(パンチングメタル)が装着されています。
これは単なる「消音板」ではなく、吸気の流れを整える「整流板」としての役割もあります。
しかし、吸気抵抗が生まれるため、これを外すことでレスポンスを改善しようという狙いのカスタムが存在します。

【写真:エアクリーナーのパンチングメタル】

用意するもの

  • 長めのプラスドライバー(#2サイズ)
  • ソケットレンチ(8mm)
  • 小さめのニッパー

この作業は特別な工具は不要で、DIY初心者でも30分ほどで完了します。

作業手順

① シートを外す

まずはシート後部をめくり、ソケットレンチで2個所のネジを外します。
エアクリーナーボックスは車体中央の下部にあります。

【写真:シート後部のネジ2個所を外す】

【写真:シートを外した状態】


② エアクリーナーボックスの蓋を外す

シートを外すと、黒いゴムが覆っていますので、左手前だけ外します。

【写真:保護ゴムの一部(左前面1箇所)を外す】

奥側にボックス状の部品が見えます(赤丸部分)。これがエアクリーナーボックスです。

【写真:エアクリーナーボックスの蓋が奥に見える】

赤丸部分の奥に見えるのがエアクリーナーボックス

手前にあるプラグ等は邪魔になるため、左右に一旦どかしましょう。

【写真:プラグやコードを左右に避ける】


ボックスの周囲には4本のネジでフタが固定されています。長めのプラスドライバーで順番に外していきます。
前面2個所は穴の中にネジがありとても見づらいです。この2個所はネジを緩めるだけでOKです。

【写真:エアクリーナーボックス蓋のネジの位置】

前面2個所は長いドライバーで穴からネジを緩める

③ フィルターを取り出す

フタを開けると、中にスポンジ状の純正エアフィルターが入っています。

【写真:緑色のエアクリーナーが奥に見える】


エアクリーナーを引き出すと、銀色のパンチングメタルが見えます。
コード類を避けながら車体から完全に取り外します。

【写真:パンチングメタルが見える状態】

④ パンチングメタルを外す

パンチングメタルは、四隅のツメで固定されています。これをニッパーで削り取りましょう。
削り取った後、固くて外れない場合はマイナスドライバーなどで軽くこじって取り外します。

【写真:パンチングメタルを外している様子】

このパンチングメタルが吸気量を抑制しているため、外すと吸気経路がダイレクトに開放され、空気の通り道が一気に広がります!

組み戻しとチェック&ぷちカスタム(尻痛改善)

パンチングメタルを取り外した後は、フィルターを元の位置に戻してフタを締め、逆の手順で元通りに組み付けます。
最後にエンジンを始動してアイドリングを確認。特に異音や息つきがなければ完了です。

【ぷちカスタム】
シートを外したついでにおすすめなぷちカスタムが、座り心地が硬いと有名なGSX-S125、GSX-R125の悩みを改善させるため、シート下にジェルシート(テレビ等の下に貼る耐震マット)を装着しました。

赤丸の4箇所にジェルシートを貼るだけの高コスパで、尻痛が劇的に改善するので是非試していただきたいです。

【写真:ジェルシート(耐震マット)貼付け位置】

実走してみた結果

パンチングメタルを外してから実際に走ってみると、明らかに加速が軽くなった感覚があります。
スロットル開け始めのレスポンスが良く、低中速域ではトルクアップしたように感じられます。
そのため、街乗りではとても乗りやすくなりました。

ただし一方で、高回転の伸びはやや悪化しました。
6速・メーター読みで以前より最高速が数km/h低下。(イメージ値125㌔→120㌔)
これは吸気流速や燃調バランスが変わった影響だと考えられます。

なぜ最高速が落ちたのか?

パンチングメタルは単なる制限板ではなく、吸気を整流し、負圧の安定化を助ける役割を持っています。
これを外すと吸気の流れが乱れやすくなり、高回転域で燃焼効率が悪化。
ECUが純正状態の吸気抵抗を前提に燃料噴射を行っているため、高回転ではリーン(薄い)傾向になってしまうのです。

つまり、「吸気量は増えたけど燃料が足りない」状態。
その結果、パワーが頭打ちになり、最高速が低下するという現象が起こります。

このままでも大丈夫?

街乗り中心であれば問題ありません。むしろ、大変乗りやすくなりました。
ただし、高回転を多用する人やサーキット走行を考えている場合は、

  • 燃調補正(サブコン装着)
  • 社外エアフィルターとの併用
  • 排気系(マフラー)とのバランス調整

を行うことで、より最適な性能が引き出せます。

注意点

パンチングメタル除去は、確かに体感的な加速アップを感じられるお手軽カスタムです。
ただし吸気量の変更によりメーカー設計のバランスを崩すことにもなるため、自己責任での作業を行ってください。

メリット

  • 加速・レスポンスが向上
  • 吸気音がスポーティに変化
  • 作業が簡単でコストゼロ

デメリット

  • 高回転域でパワーダウン
  • 吸気ノイズ増加
  • 燃調のズレによるリスク(極端な場合は焼け気味に)

まとめ

パンチングメタル除去は、「低中速重視で街乗りを軽快にしたい」というライダーにはおすすめのカスタムです。
逆に「サーキット等で最高速を伸ばしたい」場合は、ノーマル状態の方がバランスが良いでしょう。

私自身は街乗りメインなので、このまましばらく様子を見るつもりです。
もし興味がある方は、ぜひ自己責任で試してみてください。

作業自体は簡単で費用もかからないため、お手軽カスタムを通じて自分のバイクと向き合ういい機会にもなります。

次のエアクリーナー交換に向けて、純正品の在庫が無くなる前に予備の準備もしておきましょう。

またパンチングメタルを除去するのが面倒で、手っ取り早くパワーアップを体感したいのであれば、社外エアクリーナーもおすすめです。

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